学童初イベント「ネイチャーウォッチ」

2019年5月19日(日)、学童初イベント「ネイチャーウォッチ」を開催しました。

当日は雨かも…と心配していましたが、天気に恵まれ気持ちいいち日となりました。

今回のイベントのでは、主に3つのことをしました。①「自分で身を守りながら」みんなで歩く。②木や松ぼっくりなど「自然のもので遊ぶ」。③「子どもも大人も一緒に」全力で遊ぶ。

子どもたちの小さなできたを集めた一日の様子を紹介します。

① 「自分で身を守りながら」みんなで歩く。

 今回、スマイルワンアカデミー高畑 から横井山緑地まで片道3キロぐらい歩きました。出発前は、初めましての子どももいたり、最後まで歩けるか不安そうな表情をしている子が多かったのですが、おがちゃん「小川先生」によるジャンケンゲームから始めると、みんなの緊張がほぐれたところで、自己紹介をし、「自分の身を守る」という事をみんなで考えました。

 「歩いて行くと、どんな危ないことがある?」とおがちゃんが尋ねると、「車」、「自転車」など子どもたちが危ないと思うことが出てきました。「あとは水分補給とかも大切だね。」と子どもが予想できないところをサポートしながら、子どもたちと共にルールを決めました。1.基本は2列で歩く。2.狭いところは1列で歩く。3.信号で離れたら待つ。この3つを決めた後に出発!自分たちが決めたルールを守ることで、自分の身を守りながら歩くことができました。

 命や大けがにつながると大人が想像できることは止めるし、声をかけると伝えていたので、途中楽しくなってきて、列が広がってしまった時も、我々の声を聴き、すっと列を作ってくれました。

 途中休憩も子どもたちと相談して、どれぐらいの時間するのか決めて、休憩することで最後は少し疲れながらも、しりとりをしながら帰ることができ、みんなの嬉しそうな顔をみることができました。

②木や松ぼっくりなど自然のもので遊ぶ。

 ビンゴカードを使った自然発見遊びをしたのち、公園に落ちていた木を使って遊びました。だれが大きな木を見つけられるか勝負したり、木を持って公園内を探検したりした中で、印象的だったことは、木の種類の違いに興味を持っち、その後、木を折ったり、においをかいだりする姿でした。

 おがちゃんがナイフを持っていたので、木を削り、中の色を見せたり、皮をはいだりしていると、「僕もやってみたい」と興味津々。ナイフは一歩間違えると、大けがにつながるため、どこが切れるか、何が危ないのかを子どもたちと考えて、最初は一緒に。そして、少しずつ自分でやり始め、自分で皮をめくれた時は「お~!」という声が上がり、みんな嬉しそうな顔をしていました。小さなできたの連続で、自信がつき「もっとやってみたい」が止まりませんでした。

③「子どもも大人も一緒に」全力で遊ぶ。

 この日は子どもの提案で鬼ごっこをやりました。公園には大きな遊具があり、その中だけで鬼ごっこしていたのですが、一人足が痛い子がいて、「おれ、ここでやりたくない」と声を上げました。その子どもの気持ちを聞いてから、 「どうしたい?」と尋ねると「あっちの広いところでやりたい」と言ったので、「自分で伝える?僕が伝える?一緒に伝える?」と聞くと「一緒に伝える」という返答だったので、みんなに集まってもらい一緒に伝えました。その後、提案が受け入れられ、広い場所で鬼ごっこを行いました。

 勇気がを振り絞って伝えた提案がみんなに受け入れられてもらったことで、嫌だと言っていた子どもも一緒に楽しく遊ぶことができました。

 最後、お迎えがきてバイバイするとき、今日の様子をお母さんに伝えたところ、「朝は一人で大大丈夫かなと不安でしたけど、子どもが楽しそうに過ごしたようで安心しました。」とうれしい声をいただきました。

次回は自然の枝を使ったミニチュアハウス作りを準備中です。

お楽しみに。